花丸な日々

花丸総研の雑記ブログです。

「サクラダリセット」とかいう名作アニメ

2017年9月13日(水)放送のアニメ「サクラダリセット」最終回、第24話「BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA 5/5」の感想記事です。

 

普段はあまり感想記事は書かないのですが、特によかったので。

1. 2クールだれることなく駆け抜けたアニメ「サクラダリセット」

いやあすごいアニメを見てしまった。そう思わずにはいられない作品でした。

 

まずアニメは全24話あるんですが、まったくだれることがなかったんですね。これは原作小説が2009年に刊行開始、2012年に第7巻で完結したという事情もありそうです。

 

最近だと連載中のラノベでもがんがんアニメ化して、中途半端なところでアニメ最終話ということもあるので。その点ではアニメ「サクラダリセット」はきれいに原作をまとめて終わりました。

1-1. アニメ「サクラダリセット」の感想

人によって好みが分かれる作品であることは否めませんが、近年のアニメ作品の中でもかなり完成度の高いものではないかと感じています。特に第20話から第24話の終盤の怒涛の伏線回収と展開はお見事としか言いようがありません。

 

登場キャラや設定は色々とありますが、無駄な設定は1つもなかったのでは?というくらいは緻密な計算の上に成り立っていました。

 

花丸総研は全話通じて好きなのですが、個人的にはアニメ第1話から第3話までがお気に入りですね。相麻菫と浅井ケイの会話が特に大好きなんですよねー。あの舞台っぽい語り口がツボです。また正しさを体現していたころの春埼美空も好きですね。

2. サクラダリセットとはどんな作品?

「サクラダリセット」は特殊な能力を持つ人々が集まる街「咲良田」が舞台のSFファンタジー。

 

主人公である浅井ケイは見聞きしたことを忘れない「記憶保持」の能力を、ヒロインである春埼美空は世界の時間を最大3日分擬似的に巻き戻す「リセット」の能力を持っています。

 

どちらも単体ではさほど意味を持たない能力ですが、2人が協力することでいわゆるタイムリープ的な事象を起こすことができます(厳密には違うのですが)。浅井ケイと春埼美空の二人は、咲良田で能力者を管理する公的機関、通称「管理局」の監視下のもと、「奉仕クラブ」という部活動に所属し、能力にまつわる事件・事故を解決していくというのが基本のストーリーになります。

 

3. サクラダリセットの作品の魅力

なかなか一言で説明するのが難しいです。というのもサクラダリセットは様々な魅力的要素が混在していて、おそらく人によって楽しみ方は千差万別なのではないかと思います。

 

たとえば花丸総研のように浅井ケイらの会話劇が面白いという人もいれば、相麻菫がかわいいなどのようなキャラで楽しむ人もいます(こちらは友人がそうですね)。

 

他にも能力バトルものとして要素もありますし(アニメだと第4話が該当)、謎解き要素もありますし、純粋に青春群像劇ものとしても捉えることもできそうです。

 

個人的には浅井ケイの学校の教師である津島信太郎先生がめっちゃ好きなんですよね。カッコイイ大人がいる作品は名作。

 

4. サクラダリセットはメディアミックスが多数

サクラダリセットは元はスニーカー文庫から刊行されたラノベが原作ですが、最近では新装文庫版も出ています。

猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1 サクラダリセット(新装版/角川文庫)

猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1 サクラダリセット(新装版/角川文庫)

 

原作者が脚本を務める漫画も発売。

外伝エピソードのノベルゲームも

実写映画もやったようです。

 

花丸総研はアニメからドはまりして、原作を全巻揃えました。コミックも買うとして、実写はまだ検討中の段階ですね。

 

初めて触れるならやはりTVアニメがいいと思います。最初の方などは原作をテンポよく、また時系列順にわかりやすく描いているのでおすすめです。

 

5. 総括

最近は忙しくてなかなかアニメを見る機会も減っているのですが、サクラダリセットは観れてよかったですね。終わってしまうのが名残惜しいです。

 

こちらのブログではなぜかアニメ映画の感想記事が多いので、TVアニメの感想記事も少し書くかもしれません。2017年10月からはアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』も始まりますし、そちらは別ブログで記事を書くと思います。